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青野城合戦 城主青野貞政の青野城へ敵が攻めてきた。多勢に無勢ながら策をめぐらし、よく戦ったが、ついに落城の時が迫った。敵が登れないように斜面に竹の皮を敷いた。敵はすべって登れない。 そこで竹の皮に火をつけた。火は紅蓮(ぐれん)の炎をあげて城に燃え移った。 貞政は「今やこれまで」と家宝の金の茶釜を白ツツジの根元に埋め、猛火の中に飛び込み自害したという。 イラスト:岩本芳子 出展:教育委員会「みんわまっぷ」平成7年 −お問い合わせ− 教育総務部 社会教育文化財課 TEL 559-5144 FAX 563-1343 民話へ |