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解像度・ドット・DPI・画素・ピクセル・メガピクセル
【1】画素=ピクセル=ドット=点
 解像度を表す単位に画素、ピクセル、ドット、点があります。
 画素=ピクセルとは、画像を構成する点(ドット)のことです。
 ピクセル(PIXEL)とは、picture element(ピクチャエレメント)の略で、日本語では画素、画像素子、絵素と表現します。
 ドット(dot)は、日本語では点と表現します。
 画素=ピクセルは、ドット=点で表示します。 
 つまり、画素=ピクセル=ドット=点となります。
【2】解像度
 解像度とは、画像を構成するピクセル(=画素=ドット)の密度のことです。
 解像度=ピクセル数÷サイズで表現されます。
 プリンタ・スキャナの精度を表す尺度のことです。
 1インチ当たりのピクセル(ドット=点)数で表現する。
 DPI(dots per inch)・PPI(pixels per inch)と略される。
 画面(ディスプレイ)を構成するピクセル(ドット)数のことです。
 1024×768と略される。
【3】DPI(dots per inch)・PPI(pixels per inch)
 ピクセル(画素=ドット=点)数が大きいほど広い範囲を細かく表示
 1インチ当たりのドット数を表す単位。プリンタやスキャナで使われる。プリンタの場合、dpi数が大きいほど細かい部分まできれいに印刷できる。スキャナの場合、dpi数が大きいほど細かい部分まできれいに読み取れる。
 1inch(インチ)とは、2.54p(センチメートル)です。
【4】72dpi
 72dpiとは、1平方インチ当たり横72個×縦72個の点(ピクセル=ドット)があるという意味です。5184ピクセル(ドット)で形成されている写真ということになります。
72dpi(□1つが1ドット) 300dpi(□1つが1ドット)
72dpiの写真(15万5000(155K)バイト)
【5】300dpi
 300dpiとは、1平方インチ当たり横300個×縦300個の点(ピクセル=ドット)があるという意味です。9万ピクセル(ドット)で形成されている写真ということになります。
300dpiの写真(289万3000(2893K)バイト)
【6】画素とピクセル
 画素は、「画素数」という言い方で、デジタルカメラで撮った写真の画質を表すときに使う。
 ピクセルは、特に画像データの縦横の大きさを言うときに使われる。
 画素もピクセルも同じ意味です。
【7】メガピクセル
画像の画素数(=横のピクセル数×縦のピクセル数)が100万画素以上であること。デジタルカメラで撮った写真の画質を表すときに使われる。現在のデジタルカメラは300万画素クラスが一般的で、たとえば横2048ピクセル×縦1536ピクセル=314万5728画素の写真を撮影できる。
【8】画面(ディスプレイ)サイズ
1  画面(ディスプレイ)を構成するピクセル(ドット)数のことです。
 ドット数が大きいほど広い範囲を細かく表示できる。
1MG(FD1枚)で撮影できる枚数
画像サイズ 用途例 画質(1MG)
2272×1704 画像加工など 0.875枚
2048×1536 画像加工など 1.125枚
1600×1200 A4サイズの印刷など 1.875枚
1280×960 ハガキサイズの印刷など 2.750枚
640×480 Eメール添付など 14.750枚
 上の表を見ると、A3サイズなど特版で印刷をする場合、デジカメの設定を画像サイズの最大にする必要があります。しかし、1メガで撮影できる枚数は1枚の保存できません。
 ホームページでアップする写真は、全ての人に見てもらう場合、6万(60K)バイト以下にする必要があります。ハガキサイズで十分です。
 「他人のホームページを見た時、文字が小さくて読みづらい」というような相談を受けることがあります。
 モビルパソコンで編集する時、画面サイズ(解像度)を640×480に設定します。その人のホームページを高解像度(1024×768)で見ると、文字が小さく見えます。