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電子メールについて
迷惑メールの自衛策(2004年12月13日記)
追加  私のホームページは、誰からも感想や苦言を送信出来るように、メールアドレスを
表示しています。それを悪用して、以前から、ウィルス付きの迷惑メールが送られて
来ていました。
 しかし、最近、1日に100通以上も、しかも連日、頼みもしないのに送信されて
くるようになりました。対策としてメールアドレスを変更したという人もいます。
 それこそ、相手の作戦にはまると考え、私は別な方法をとっています。
 迷惑メールを削除します。「削除済みアイテム」を開き、そのメールアドレスをク
リックし、「メーッセージ」の中から「送信者を禁止する」をクリックすると、自動
的に削除されます。そのお陰で、迷惑メールは激減しております。
 独立行政法人の情報処理推進機構は「ウイルス対策 : 添付ファイルの取り扱い5
つの心得」というホームページをアップしています。意訳します。
(1)見知らぬ相手先から届いた添付ファイル付きのメールは厳重注意する
(2)添付ファイルの見た目に惑わされない
 テキストファイル(拡張子.txt)や画像ファイル(拡張子.jpg)等のウイルスに
感染することのないファイルに見せかけた添付ファイルを送りつけるウイルスが発
見されている。
(3)知人から届いたどことなく変な添付ファイル付きのメールは疑ってかかる
 知り合いから送信された添付ファイル付きのメールは、送信者の知らない間にウイ
ルスが送信している可能性がある。
 添付ファイルを開く前に、知人に内容を問い合わせる
(4)メールの本文でまかなえるものを添付しない
 添付ファイルを送信する場合、その旨を事前に相手にメールする
 受信者は受け取りを拒否する勇気を持つ
(5)各メーラー特有の添付ファイルの取り扱いに注意する
メールの改行
メールを受信した時、送信者のメールが変に改行されて表示される場合があります。
これは改行の設定がそれぞれまちまちになっているからです。メールの改行を標準に
します(1行半角76文字)。
「受信トレイ」→「ツール」→「オプション」→「送信」→「テキスト形式の設定」→
「送信時に自動的に文字列を折り返す」の右の空欄に「76」と入力→「OK」
メールにHTML形式で送信しない
HTMLメールは、文字や画像をデザイン化して送信できるメリットがあります。しかし、
ウィルスに感染したり、相手側が受信できない環境に設定していない場合があります。
メールのマナーとしては、HTML形式で送信しないことになっています。アウトルック・
エクスプレスは初期設定が「HTML形式」になっています。
「受信トレイ」→「ツール」→「オプション」→「送信」→「テキスト形式」→「OK」
メールに添付ファイルで送信しない
画像を送信して、感動を共有したいものです。しかし、ウィルスに感染したり、容量の
大きい添付ファイルを送信すると、相手側のメールサーバーが満杯になり、ほかのメー
ルを受信できなくなります。ールのマナーとしては、添付ファイルで送信しないことに
なっています。
どうしても、送信するときは、事前に「容量の大きい添付ファイルを送信する」ことを、
相手に確認してからにしたいものです。「小さな親切は大きなお世話」になるものです。
新規にアドレス帳に登録する
新規にメールの送信者をアドレス帳に登録すれば、色々と便利です。
送信者をクリック→「ツール」→「送信者をアドレス帳に追加する」
送信メールは取り消せません
話し言葉は、録音されていない限り、「記憶にありません」とか「そういう意味で言っ
たのではない」と言い逃れできます。しかし、書いた文字は、そのような曖昧な言い
逃れは出来ません。
文章は、書く意志、相手に渡す(送る)意志、宛名を確認するなどの時間的な経過が必
要です。しかし、メールは書く意志があっても、「送信」を押した瞬間、相手を確認す
る暇もありません。また、メールを書いている途中であっても、誤って送信ボタンを押
すこともあります。「便利さは危険と隣り合わせ」です。くれぐれも、注意が必要です。
受信相手がメールを読んだか確認する
個人的に受信相手がメールを読んだかを確認する方法があるます。
返信メール作成画面上で「ツール」→「開封確認メッセージの要求」をクリック→送信
送信確認要求をすべてのメールで有効にする方法もあります。
受信トレイ画面上で「ツール」→「オプション」→「確認メッセージ」→「送信するメ
ッセージすべてに対して開封確認メッセージを要求する」をオン→「OK」