パソコン何でもQ&A

021 ホームページビルダーV3+ジャヴァ・スクリプトで作成の『ゴロで覚える歴史年号』を発売
【1】 使える特殊ソフトは、「リレーショナルデータベースソフト」です
 リレーショナルデータベースソフトには、過去のベーシック・dBASEVPLUSを経て、現在はアクセス
とかジャヴァ・スクリプトです。これは、食えるソフトです。しかし、マスターするには、大変な技術の習
得が必要です。
 私は、50歳代にdBASEVPLUSをマスターしました。今の私にアクセスをマスターする時間も集中
力もありません。60歳代で覚えたジャヴァ・スクリプトは、初級程度です。もっと早くジャヴァ・スクリプト
に出合っておればと、悔やんでおります。
 それほど、技術の習得を必要とせず、それ以上の能力を持っているのがホームページソフトで、私
はホームページビルダーV3を10年間使っております。今は、このホームページビルダーV3とジャヴ
ァ・スクリプトを併用しています。
 ホームページビルダーV3とジャヴァ・スクリプトを併用して作成したのが、ゴロで覚える歴史年号で
す。これは、ある出版社から、発売されることになっています。まさに、食える特殊ソフトです。
【2】 ワードウエッブの誤った使い方
 ワードで作成したページをホームページ(ワードウエッブ)にして、アップする人もたくさんいます。
しかし、ワードの容量は非常に重く、ウエッブ化しても、ソース画面(設計図)が複雑で、ホームページ
には不向きです。
@テキスト(7KB)Aワード(35KB)Bワードウエッブ(29KB)CホームページビルダーV3(8KB)
ワードとワードウエッブの容量は、テキスト・ホームページビルダーV3の約4倍の重さ
ホームページビルダーV3(8KB)のソース画面
不必要な文字がない
ワードウエッブ(29KB)のソース画面
容量の多い理由→不必要な文字が多い(2B=日本語1文字)
【3】 ジャヴァ・スクリプト(JavaScript)のメリットと、誤った使い方
 今、私が注目しているのが、JavaScriptです。これは、インターネット用スクリプト言語とか、簡易型
プログラミング言語とかいいます。特徴は、対話型のプログラムが出来ることです。
 自由に使えれば、様々な分野で、応用ができ、発展性が期待される言語といえます。
 対話型の特徴のもう1つは、ホームページをウエッ
ブ上で、見る側が、問題の解答を複数の中から選択
したり、正答すれば次に進んだり、正答率を表示した
りすることが出来ます。
JavaScriptで作った私の作品←ここをクリックして
下さい。
 HTML言語と同じで、メモ帳(テキスト・エディタ)で、
プログラムを打ち込み、「.html」とファイル名を入力し
て保存するとウエッブページとして使えます。そういう
点では、汎用性があるといえます。
 しかし、HTML言語には、ホームページビルダーな
どのソフトがありますが、JavaScriptにはありません。
そういう点では、特殊といえます。
 対話型の特徴の1つは、ホームページをウエッブ上
で、見る側が、背景の色を選ぶことができます。
JavaScriptで作った私の作品←ここをクリックして
下さい。
 最近、JavaScriptを単なるホームページソフトとして
利用しているページが増えてきました。特殊で、汎用
性のあるJavaScriptを使うメリットは、対話型です。対
話型でないページにJavaScriptを使うメリットはありま
せん。意味がありません。無駄です。          
JavaScriptのソース画面
【4】 ホームページビルダーの誤った使い方
 ホームページビルダーは、IBM社の製品です。私が使っているのは、V3で、ウインドウズ95で動くソフ
トです。軽くてシンプルです。残念ながら、絶版となっています。使う場合、V3以降の製品を購入すれば
コピーして使えます。
 所が、バージョンアップを繰り返し、現在はバージョン9になっています。バージョンアップッして使い勝
手がよくなればいいのですが、逆に「小さな親切、大きなお世話」的ソフトになっています。
 どこでも配置モードというのが、その例です。表の作成、表のセル(行・列)という機能を使わずに、簡単
にホームページが出来ます。しかし、そのページを追加したり、訂正しようとすると、お手上げです。難し
くても、やはり、スタンダードを使うべきです。
 試合に出るために、基礎・基本を無視して、クラブ指導された生徒が高校に入学すると、全く使いもの
になりません。むしろ、邪魔です。中学で何も習わず、高校で基礎・基本を習った生徒のほうが、伸びま
す。
 基礎・基本を知らない指導者に出会ったのが不幸です。これは、パソコンの場合でもいえます。