パソコン何でもQ&A

022 ブログって何ですか
【1】 私は、保守的か、革新的か→正解「シンプル イズ ベスト」
 私は、ホームページに関しては、フレームは使わない。BGMも使わない。カウンターも使わない。掲示
板も載せない。フラッシュも使わない。ホームページのソフトはも1966年のホームページビルダーV3
(Windows95)だし、ワードも使わない。そういう点では、保守的なのかもしれません。
 しかし、私は、デジタルカメラを使わず、セミプロが使うデジタルビデオで撮影した動画の決定的瞬間
を静止画とし使用しています。動画の編集には、プロが使うアドビのプレミアを使っています。最近は、
ホームページビルダーV3とジャヴァ・スクリプトを併用して、「ゴロで覚える歴史年号」をプログラム化しま
した。そういう意味では、革新的なのかもしれません。
 私のホームページの基本は、「シンプル イズ ベスト」です。フレームを使うと、必要な画面を小さくし
てしまいます。自分にとっていいBGMでも、他人には雑音かもしれない。カウンターで一喜一憂している
自分は滑稽に見える。無責任な投書に無駄なエネルギーを浪費させない。紙芝居のようなフラッシュに
容量を食わしたくない。重くて融通の効かないワードより、軽くて汎用性のあるテキスト(メモ帳)を使う。
 画面も、オードブル的にドカーンと出てくる料理より、一品一品でてくる料亭の料理のように、シンプル
をモットーにしています。保守でも革新でもなく、シンプルを追及した結果です。
【2】 ブログについて
 最近、ブログに関する新聞広告が多くなりました。本屋さんでも、ブログに関する本がやたらと多くなり
ました。ブログに関する質問も多くなりました。私の「シンプル イズ ベスト」に叶う道具になるか、興味も
あり、調べてみました。
 ブログの一番のPR文書は「ブログとは、インターネット上に簡単に日記形式のホームページを作成
できるサービスです。
@ホームページ作成用のソフトウエアも必要ありません
AむずかしいHTMLを覚える必要もありません
 ブログ(blog)とは、ウェブ(Web)のログ(Log)の合成語です。メモや記事などに見出し・日付を付
けて時系列でまとめて書き込むことができるホームページのこと
です。
 ホームページは、複数のウェブページで構成されています。
 ブログのホームページを公開するまでの流れは、@サービス業者選択Aユーザー登録(業者
のホームページ画面の指示に従って名前やメールアドレスなどの個人情報を入力する)Bブログ開
(画面上の指示に従って、ブログのタイトルなどを決め、日記や文章を書いていく)
 従来のホームページとの違いは、@ブログの閲覧者がコメントを書き込めるAブログの閲覧者
のホームページから自分の日記にリンクを設定できる
 「コメント機能」とは、他人のホームページの日記に対する感想や意見を、コメントとして自由に書き込
むことが出来る機能です。従来の掲示板とホームページが一体化したという感じでしょうか。
 リンク機能に「トラックバス機能」というのがあります。この機能は、他のユーザーのホームページの記
事に対して、自分のホームページでその人の記事の内容を取り上げていることを、リンクで設定するこ
とで通知する機能のことです。トラックバス機能を利用することによって、ホームページどうしを連携さ
せて、より多くの人と交流を深めることができます。
 ブログのマニュアルを見ても、長所のみが列記されており、問題点を書いてある本を見つけるのに苦
労しました。やっと見つけました。
@無料の場合は、サービス業者のソフトを使うので、自分のやりたいデザインや設定が出来ない
A自分の使っているソフトを使用する場合、利用できる機能が限られている
B自分の使っているソフトを使用する場合、日本語に対応していない
 従来のホームページを公開するまでの流れは、作成したウェブページを契約しているプロバ
イダのサーバーに転送
すると、世界中の人がホームページを見ることが出来ます。
【3】 ブログ体験者の手記
 私は、実際のブログを使っていないので、ガイドブックだけでは、イメージがつかめません。そこで、ブ
ログを体験した新聞記者の手記を取り上げました。
 いま、日記を書き、公開する人が増えているという。手軽に開設・更新でき、双方向でやり取りできる
簡易型ホームページ「ブログ(ウェブログの略)」の話です。
 ブログ五年目の人は、育児や夫の話、その日の出来事や時事問題などについて、考えや感想を思
うままにつづる。要する時間は「多くは五分ほど」という。読んだ人がコメントを書き込んでくれる。
逆に他人のブログにコメントを寄せることもある。「中身にこだわり、仲間に読んでもらうスタンス」です。
 そこで、この新聞記者は、テーマは「雑談ブログ」、今回は「テレビ観戦に熱中した格闘技」を更新し
ました。更新して数分、早くも「こんにちは」と反響があった。結局、初日の訪問者数は十五人。誰にも
宣伝せずに始めたぺージとしてはこんなものか。かなリ満足。
 三回目の更新をする際に、半月ほどのインターバルができ、ここで挫折。
 ブログ体験者の手記は、2005年5月31日付け神戸新聞を参考にしました。
【4】 私のブログに対する今の結論は、「使えない」→将来は?
 「シンプル イズ ベスト」を身上とする私のブログに対する結論は、「使えない」ということです。その理
由を以下に書きました。異論・意見をお寄せ下さい。
 ブログの特徴は、ソフトも不要、HTML言語も不要、そして簡単にホームページが作れます。しかし、自
分のメッセージを伝えるのに、デザインや機能が限定されています。
 主に日記に使用されています。5年前に始めた人の例では、「1日5分」の記事を毎日続けているとい
います。私は、「月1回」のアップです。20年前、30年前から暖めていたテーマを、1か月かかって、推
敲に推敲を重ねます。それが、つたない文章であっても、多くの方の支持を得ている理由です。
 神戸新聞の記者は、「更新して数分、早くも”こんにちは”と反響があった。結局、初日の訪問者数は
15人。かなリ満足」と書いています。その後2回更新して、半月後3回目を更新しています。
 このギャップが、ブログの致命傷だと思います。「ホームページをアップしたら、たくさんメールが来ると
思っていたら、1週間たっても1人もなかった」というのが普通です。私の忠臣蔵のふるさとへようこそ
95万9000件の内4番目、プリント高校日本史は105万件の内9番目に登録されていますが、それに関
するメールは1日1件か2件です。
 最初にして15件もくれば、楽しくて嬉しくて、もっと継続してアップできるはずです。
 継続してアップできないには、理由があります。こだわりのない日記、メッセージのない記録を見て、ど
んな反響があるでしょうか。安直な理由でブログに取り組み、安直な日記をアップし、安直な返事をもら
っても、継続する意欲はおこりません。ブログの実際の内容を見て、検証します。
 新撰組と西郷隆盛を取り上げました。
(1)新撰組について
@個人的に好きなエピソードは新撰組の池田屋事件かな。 近藤率いる新撰組隊士10名が池田屋で
浪士20〜30人を倒したと言う話!
実際6人は表と裏門を見張っていて、かつ二人が負傷したため二人で沢山の敵を倒したらしい!
A新撰組は面白いよ! テレビでもやってるし!
Bおもしろいよね
(3)西郷隆盛について
@西郷隆盛はホモだったらしいですよ。
ていうか、男も女もOKらしいです。
なにかと西郷さんはいいイメージを作られてますが、実はそんなに良い人物ではなかったようです。
A西郷隆盛の本当の名前は「隆盛」ではありません。「隆盛」は父親の名前です。本名は忘れた。
それから、西郷さんが犬連れてる銅像は、これから狩りに行くところだそうです。
B犬の名前は確か「ツン」だったと思います。
C上野の銅像ができて、除幕式で幕をおろした時の西郷さんの妻の第一声は「似てない・・・」だったそ
うです
D西郷さんの本名は隆永だよ!
E西郷さんの写真は存在しません。弟と息子の写真から想像してください
F西郷隆盛(吉之助)の実弟、西郷従道(信吾)の本名は「隆道」
登録の際、名前の漢字を聞かれて「リュウドウと書く」と言ったはずが、聞き間違いで「ジュウドウ」と勘違い
され、現代に至る。
「隆道」→リュウドウ→ジュウドウ→「従道」
 以上のような他愛もないやり取りでは、継続する気が起きないでしょう。上記のやり取りから、中傷する
内容や、卑猥な部分をカットしています。中傷記事・卑猥な記事に対応するエネルギーを、私は、別な
ことの注ぎたいと思います。
【追記】最近このページを読んだ方から、「将来は、どうなりますか?」という質問がありました。
 今は、「韓流ブーム」でどこの本屋さんでも、韓国の映画やタレントのコーナーがぎっしりです。「ブー
ムは去るためにある」というのが私の持論です。去った後が真価を問われます。
 それと同じで、ブログもブームの最中です。ブログもブームが去った時、評価したいと思います。