042 | メールを情報処理で整理すると、2分で可能 | ||||||||
【1】 | 10年前の電子メール実態(この背景色はlawngreen、文字色はblackです) | ||||||||
1 | 最近、私のことが新聞(赤穂民報や朝日新聞の広域版)で取り上げられることがありました。 それを見た方から、電話・メールなどで、お便りがありました。 その中で、特に印象深かったのが、まだメールが一般化していない時、若い事務の先生から「将来に 備えて、メールの研修をしたい」という要望があり、一緒にした仲間からのメールがありました。 今から、10年ほど前のことです。 | ||||||||
2 | 1998(平成10)年に、NHKは大河ドラマ『元禄繚乱』を放送しました。 その影響で、私はあちこちと忠臣蔵の講演に出かけました。その中で、最も印象に残っているのが、川 西市です。柴生進氏は、市長に就任早々、市役所の幹部を前に「電子メールが出来ないものは降格す る」と豪語したそうです。その結果、幹部連中は必死でメールをマスターし、ペーパレス化による紙代の 節約を成し遂げ、コピーによる手間・暇を一掃したということでした。 行財政改革とは、意識改革でもあります。 | ||||||||
3 | 他方、学校関係はというと、管理職は「メールを使っての犯罪やトラブルが頻発している」といって、なか なか、若い先生や事務の先生方の要望を聞く雰囲気ではありませんでした。「自動車で年間1万人近くの 人が死んでいても、車社会を否定する人はいない」「メール社会は必ず来ますよ」と反論するのですが…。 そこで、私が講師として、電子メールのメリットやデメリットなどをふまえ、やがて来るであろうメール時代 に備えての研修を行いました。 そのメンバーから懐かしいメールが届きました。「私も多くの人に、メールの整理のしかたを宣伝していま す」というものでした。 | ||||||||
【2】 | メールを情報処理で整理すると((この背景色はgold、文字色はblackです) | ||||||||
1 | そこで、改めて、情報処理技術を使ったメールの整理を取り上げました。 | ||||||||
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3 | (1)メールを保存する場合、保存するフォルダ(例mail)を作成します。 (2)ファイル名の「070508」は2007年の5月8日のメールという意味です。 (3)ファイルは世界標準のテキストにします。メールもテキストを利用しています。 (4)「mail」というフォルダに「070508」を保存します。以後全ての受信メールをテキストで保存します。 | ||||||||
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6 | (1)送信メールも、受信メールと同じ方法で保存します。 (2)同じ日付の場合、a、b、c、dを付けて、区別します。 (3)必要な送信メールの全てをテキストで保存します。 | ||||||||
【3】 | 情報処理(ソース画面で、テキストデータをリンク)(この背景色はlavender、文字色はblackです) | ||||||||
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3 | (1)以上のような方法を採用すると、メールはきちんと整理できて、後でも自由に活用できます。 (2)時間は、慣れれば、1件につき、1〜2分程度で出来ます。 |