パソコン何でもQ&A

045 ホームページの常識一重さ(容量)は6万バイト以下
【1】 写真の重さ(容量)を計る方法(この背景色はlawngreen、文字色はblackです)
 全ての人にホームページを見てもらうには、容量を6万(60キロ)バイト以下にすると説明するのですが、
容量を量る方法が分らないという人がかなりいました。
@写真をクリック→プロパティをクリック
A大きさは「194×146ピクセル」に縮小されていますが、
 サイズは「11万8320バイト」で元の容量のままです
【2】 元の容量が大きい問題点(この背景色はgold、文字色はblackです)
元の容量が大きい場合、どのような問題点があるのでしょうか。
ちなみに上の写真は1万3722バイトです
 サイズが元の容量なので、上のAの写真の部分を拡大すると、このような写真になります。
 プライバシーに配慮している写真を選び、軽くしましたが、元の容量が大きい場合、問題化します。
 6万バイト以上の場合、顔写真が拡大され、プライバシーを犯すことになります。
 兵庫県の場合、ナローバンドが53%ですから、半分以上の人が閲覧できません。
【3】 容量が少なくても写真が多い場合も同じ(この背景色はorangered色です、文字色はwhiteです)
 1枚の写真の容量が少なくても、枚数が多ければ、総数は同じです。
@写真をクリック→プロパティをクリック→
サイズは「1万9227バイト」と軽くしています
ちなみみ上の写真は2万5106バイトです
上の写真をクリックすると拡大写真(約6万バイト)が表示されます
A1万9000バイトでも3枚になると5万7000バイトになります
 最近、以下の様なホームページをよく見かけます。
・1枚の写真は約2万6000バイトなのですが、1ページに10枚の写真を使っていました。合計すると26万
バイトになります。
・1枚の写真は約6000バイトなのですが、1ページになんと36枚の写真を使っていました。合計すると約
21万バイトになります。
 写真も綺麗で、ページもまとまっているのですが、半数の保護者が見れないページなので、残念です。
【4】 ホームページはナローバンドの家で確認を(この背景色はviolet色です)
 ここでも何回も指摘しましたが、ブロードバンド(ADSL・光ファイバー)の環境からホームページ作りを始
めた人は、ナローバンド(ダイヤル回線・ISDN)の環境の人がいることを知りません。
 これは仕方のないことです。
 私は、ダイヤル回線から始め、余りの遅さにISDNに移行しました。この段階で1ページ6万バイト以下に
するという体験が身につきました。現在は光ファイバーですが、ナローバンドの体験が活きています。
 ブロードバンド(ADSL・光ファイバー)の環境からホームページ作りを始めた人は、ナローバンド(ダイヤ
ル回線・ISDN)の環境
の人に確認してもらうことが、最低のマナーで、基礎基本です。
 アメリカで最も影響力のあるニューヨーク=タイムズは、5年後には「脱ペーパー」(ホームページによる新
聞)による新聞発行という記事がありました(2007年8月7日付け朝日新聞)。現在、ホームページによる新
聞を利用している海外の人が17%に達するとありました。
 ホームページは、益々その価値が認めらます。