全教室にネット整備 相生・双葉小で保護者ら構築作業
ボランティアらの指導で、ホームページを作成する児童ら=相生市向陽台、双葉小
児童や保護者、ボランティアらが力を合わせ、校内すべての教室からインターネットに接続できるよう環境を整備する、相生市立双葉小学校の「ネットデイ」が五日開かれ、計約千百人が参加した。

 ネットデイは、ネットの接続を通じて、「人の輪」をつくるイベントで、同市内では初の開催。同校ではPTA会員ら約九十人で実行委員会を組織し、昨年夏から準備を進めてきた。

 この日は、技術者やボランティアらに、児童も加わってLANを構築。天井板をはがして、ケーブルをはわせるなどし、全二十七教室や体育館などで、高速でインターネットに接続できるようにした。ホームページの作成も体験した。

 上田浩之校長は「情報教育の推進は要望が多かった。環境が整い、教室でもパソコン学習ができる」と話していた。

 各種ゲームなど交流を深めるイベントや、校区内の危険個所発見ウオークなどもあった。(武藤邦生)
 女子児童2人の左右がボランティアで、AIK(相生インターネット研究会)の会員です。
 手前の女性が右手に持っているのはストップウオッチで、プレゼンテーション用に1人45秒で説明出来るか、計っているところです。
2006年2月6日付け神戸新聞より

約1100人の前でホームページの説明をする6年生