上は全都道府県に忠臣
蔵関連スポットがあること
を調べた有政一昭さん
 

右は熊本県山鹿市の日
輪寺で堀内伝右衛門の
古文書を調査したときの
ようす=右側が有政さん
(10万8864バイトの精細写真)
2007年4月28日 (土)
忠臣蔵ゆかりの地、全都道府県に発見

 ホームページで「忠臣蔵新聞」を発行するなど忠臣蔵研究家として知られる元赤穂高校教諭の有政一昭さん(65)=相生市山手=の調査で、赤穂事件及び忠臣蔵にまつわる史跡、遺物などを残すゆかりの地が47の都道府県すべてに所在することがこのほどわかった。「史跡だけでなく、文字記録や書物上の写真まで間口を広げた」といい、周囲から「ここまで調べた人は初めてでは」と感嘆の声が上がっている。
 有政さんは「元禄赤穂事件の舞台」(司波幸作氏著)に「赤穂義士ゆかりの地は全国25都道府県58市町に及ぶ」と書かれているのに影響を受け、平成8年から忠臣蔵史跡巡りをスタート。同じ年に開設したホームページに文献などで調べた史跡の紹介を始めた。
 その後も調査を積み重ね、今年3月までに41都道府県での存在が判明。今月初めに富山、石川、宮崎など“空白地”の6県を集中的に調査し、ついに全都道府県で忠臣蔵ゆかりのスポットがあることを突き止めた。
 調査に協力したのは、かつての教え子や大学時代の友人たち。調査対象の県に住む人へ「地元で忠臣蔵関連の情報があったら知らせて」とメール、電話、手紙で依頼した。
 福井県では小浜市在住の堀部安兵衛・弥兵衛の子孫が遺書などを保管していることが判明。沖縄には県北部の離島・伊江島の「村踊」=国重要無形民俗文化財=の演目に仮名手本忠臣蔵を沖縄風にアレンジした組踊が伝わっていることがわかった。
 調べ上げたスポット総数は482カ所。39都道府県約270カ所の史跡をまとめた赤穂市発行の冊子「忠臣蔵ゆかりの地一覧」(平成8年)をしのぐ調査成果に、「大変だったが忠臣蔵の偉大さを証明できた」と12年にわたる成果を振り返る。これまでに直接訪ねたゆかりの地は23都府県。「何年かけてでも残りの地を回りたい」と話す。
 調査結果は近く自身のホームページで公開する予定。「この他にも史跡や遺物が存在するはず。もし、知っている人があれば教えてほしい」と情報提供を呼びかけ、「いずれ“21世紀版・史跡忠臣蔵”を完成させたい」とも。。
 有政さんのホームページはヤフーなど検索エンジンで「忠臣蔵のふるさと」と入力すれば1件目に出てくる。
■有政さんのホームページ「忠臣蔵のふるさとへようこそ」
http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/
このページの検証
 上の記事は、「忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のサイト」から転載しました。
 新聞記事は、写真として扱われていますが、サイト記事は、文字データ(テキスト)は文字データ(テキスト)、写真データ(JPEG)は写真データ(JPEG)はとして、デジタル処理されています。
 その結果、非常に、軽くて、鮮明です。
 左の写真小は2273バイト、右の写真大は9195バイトで、合計1万1468バイトですからとても軽いです。文字データは5000バイトです。総合計しても、1万6468バイトです。
 文字データを写真化して、6万バイト以下にしたページと比較してください。
 文字データを写真化した場合、文字データの再利用はできません。
 文字データ(テキスト)を文字データ(テキスト)として処理すると、文字データの再利用は可能です。時間の節約・作業の効率化・情報の共有化という情報処理の発想にたてば、この方法が最も有効なのです。