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山本花萌さん(26歳)の相生詩情(T)

朝日新聞・神戸新聞で紹介された絵葉書の作者の小さい頃を再現
 山本さんは幼い頃から絵を描く事が好きで、鉛筆を持たせていれば退屈せず、絵を描いていたという。
それは「祖父が絵を描く事が好きだったので、その影響かもしれません」と話す。
 小さい頃から母が立ち話していても、チョークさえ持たせておけば、いつまででも絵を描いていたので、
両親は「絵が好き子なんだ」と強く感じたいうことです。
 現在、よく知られている「凡工房」(相生市の舟丘恵凡氏主催)に勤めています。
舟丘恵凡さんの個展を紹介するホームページ←ここをクリック

絵葉書の場所選びと色使いこだわりは山本花萌(かも)さんの解説です。
それぞれの絵葉書の絵をクリックすると、原画を観賞できます。
@「相生風景」 A「相生・ペーロン」
 相生(おう)という港町です。相生市立相生中学
校の山上にあるトンネルを抜けた所から眺めて描
きました。スケッチをしようとたまたま車で通りかか
った際、段々畑の素朴な暖かさと、その下の町並
みがとてもきれいに見えたからです。
 色は省略して、わりとすんなり描きましたが、下
校途中の学生さんが通るのが少しはずかしかっ
たです。
 相生のお祭りのペーロン競争です。私も中学校
の時に1度だけ参加したことがあります。相生のこ
とを紹介するのにはずせないお祭りです。
 活気があるペーロン競争を、色とりどりのユニフ
ォームの選手が漕いでいる姿を描きたかった。
あまり筆数が多くむずかしくならないように、と思っ
て描きました。
B「ほたるかご」 C「相生・らかん石仏」
 麦わらで作った蛍篭(ほたるかご)です。昔なつ
かしい気持ちと、蛍のやさしい光をイメージしまし
た。風景ばかりではないものもまぜてみたかった
からです。
 田舎の暖かさがつたわればいいかな?と。色は
もう少し明るく淡い感じのほうが、好みとしてはい
いです。
 らかんの里(相生市矢野)にある石仏です。静か
な山道を登って行くと、すがすがしい気持ちよさが
訪れます。
 ちょうどスケッチにいった時、何か行事があった
らしく、奇麗に祭壇がつくってあったり、お花がい
けてあったりして、とても絵にしやすかったです。
 色も暗くならないよう、さわやかなイメージにしあ
げました。
この絵葉書(6枚セット)は相生荘とペーロン城で購入できます。

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