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吉良と赤穂、高校野球で交流
スポーツ交流試合を行った吉良、赤穂両校ナイン
 吉良上野介の出身地、愛知県吉良町から吉良高校野球部が友好親善都市スポーツ交流事業で来穂。21日に城南緑地野球場で赤穂高校と練習試合を行った。
 赤穂市教委のまとめによると、吉良町とのスポーツ交流は平成8年3月にサッカー少年団が同町を訪問したのを皮切りに卓球、柔道、グラウンドゴルフなどで相互に実施。高校野球では今回が初めて。

 試合はダブルヘッダーで行われ、第1試合は1−1の引き分け。第2試合は4−2で赤穂が勝った。いずれの試合も引き締まった好ゲームだった。
 「町を代表して来たので、勝ちたかった。でも自分たちのプレーはできた」と吉良高の鈴木修平主将(16)。赤穂高の正木智也主将(16)は「過去の歴史について意識せず、純粋に野球を楽しんだ。吉良高校は動きが機敏で見習うところが多かった」と話し、試合後はキャプテン同士、握手で健闘を称え合っていた。
 2010年11月21日付け赤穂民報
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