1 | 自己採点用日本史の勉強方法 | |
2 | 教科書を3度読もう(1日3ページのペースを守る) | |
目標 | 山川出版社の『詳説日本史B』では本文が387ページである。3回読むとすると387×3= 1161ページとなる。これを1年間で読むとすると、1161/365=1日3ページとなる。 (自分の目標に合った、実行可能なペースを決定する。) | |
実行 | 素読で@大きな流れをつかむこととA用語の概念を大まかにつかむこと、が目的である。 | |
成功例 | 天気のよい日も悪い日も、調子のよい時も悪いときの1日3ページのペースを守る。 | |
失敗例 | 調子のよい時に6ページ読む。調子の悪いときに「昨日6ページ読んだから、今日は休もう」 となる。次には、「今度の日曜日にその分取り返せればいいや」となって、長続きしなない。 | |
3 | 自己採点用日本史プリントを3回やろう(1日) | |
目標 | 自己採点用日本史プリントは296ページある。3回やると296×3=888ページとなる。これ を受験時期を考慮に入れて半年ですると、888/183=1日5ページとなる。 (自分の目標に合った、実行可能なペースを決定する。) プリントを3回することで、自分の強い部門・弱い部門の傾向を知ることが出来る。傾向が分 からなければ対策はたてられない。 | |
実行1 | プリントは精解を求めると時間が消耗する。ひらめきで解いていく。プリントには書き込みせ ず、別なノートに答えを記入する。1ページ分の問題を解いた後、「答え」を見る。分からなか った箇所や間違っていたプリント番号の〔 〕箇所に、自分のマーク(例◆)を打ち込む。 問題が20問あり、正解が16問あれば、正解率は80%と記入する。 どのテストでも70%以上取れれば、合格点である。喜怒哀楽してプリントに取り組める。 | |
実行2 | 間違っていた箇所は、教科書や『歴史用語集』などで確認しする。 | |
実行3 | 2度目のプリントは自分のマーク(例◆)を打ち込んだ箇所のみ、再度挑戦する。それでも 分からない場合や、「答え」を見て不正解の場合再度自分のマーク(例◆)を打ち込む。 2度目で分かった箇所は自分のマークは(例◆)1個、再度分からない箇所は自分のマー クが2個(◆◆)打ち込まれることになる。 | |
実行4 | 3度目のプリントは自分のマーク(例◆◆)を打ち込んだ箇所のみ、再度挑戦する。それで も分からない場合や、「答え」を見て不正解の場合再度自分のマーク(例◆)を打ち込む。 3度目で分かった箇所は自分のマークは(例◆◆)2個、再度分からない箇所は自分のマー クが3個(◆◆◆)打ち込まれることになる。 自分のマークが3個(◆◆◆)打ち込まれた箇所が自分の弱点(傾向)となる。 この頃には、目安の70%を越える正解率を記録しているでしょう。 | |
4 | 自分の傾向が分かれば対策をたてよう | |
目標 | 自分のマークが3個(◆◆◆)打ち込まれた箇所が自分の克服すべき課題である。それで どの時代(古代か近代かなど)、どの分野(政治か文化か外交かなど)かが明確になる。 | |
実行1 | 克服すべき時代・分野を教科書・用語集・問題集などで最後の仕上げをする。 | |
実行2 | 自分の傾向が明瞭になればなるだけ、対策は具体的・合理的・効果的となる |