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「朝鮮への進出」

『高句麗好太王碑』
「百残・新羅は旧是れ属民にして、由来朝貢す。而るに、倭、辛卯の年よりこのかた海を渡りて、百残・□□・新羅を破り,以て臣民と為す。
 六年丙申を以って、王躬ら水軍を率いて残国を討科し、(中略)壱八の城を攻め取る。
 九年己亥、百残、誓いに違ひ、倭と和通す。王平穰巡下す。而るに新羅、使いを遣はして、王に日ひて云、『倭人、其の国境に満ち、城池を潰破し、奴客を以て民と為せり。王に帰して命を請はん』と。
 …十年庚子、歩騎五万を遣はして、往きて新羅を救わしむ。男居城従り新羅城に至る。倭、其の中に満てり。官兵方に至り、倭賊退く。
 …十四年甲辰、□倭不軌にして帯方界に侵入す。…倭寇潰敗し、斬殺無数なり」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)