(s0013)
「仏教伝来」 |
『日本書紀』 |
「十三年冬十月、百済の聖明王、西部、姫氏達率怒□斯致契らを遣はし、釈迦仏に金銅像一躯、幡蓋若干,経論若干巻を献る。…群臣に歴問ひて日く、『西蕃の献れる仏の相貌端厳し。全ら未だ曽て看ず。礼ふべきや不や』と。蘇我大臣稲目宿禰奏して日さく、『西蕃の諸国、一に皆礼ふ…』と。物部大連尾輿・中臣連鎌子、同じく奏して日さく、『今改めて蕃神を拝みたまはば、恐らくは国神の怒りを致したまはむ』と。天皇日く、『宜しく情願ふ人,稲目宿禰に付けて、誠に礼ひ拝ましむべし』と」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |