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「遣隋使」

『隋書倭国伝』
「開皇二十年、倭王姓阿毎、字多利思比孤、号阿輩鶏弥、使を遣わして闕に詣る。上、所司をして其の風俗を訪わしむ。使者言う、『倭王は天を以って兄と為し、日を以って弟と為す。天未だ明けざる時、出でて政を聴き、跏趺して坐し、日出ずれば便ち理務を停め、云う我が弟に委ねんと』と。高祖日く、『此れ大いに義理無し』と。是に於て訓えて之を改めしむ」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)