(s0109)
「盧舎那大仏の開眼供養」 |
『続日本紀』 |
「天平勝宝四年夏四月乙酉 盧舎那大仏の像も成りて始て開眼す。この日東大寺に行幸す。天皇みずから文武百官を率い、斎を設けておおいに会せしむ。その儀もはら元日に同じ。(中略)僧一万を請ず。すでにして雅楽寮及び諸寺より種々の音楽並びにことごとく来集す。また王臣諸氏の五節、久米舞、楯伏、踏歌、袍袴等の歌舞、東西より声を発し、庭を分ちて奏す。作す所の奇偉あげて記すべからず。仏法東帰より、斎会の儀いまだかって批の如くの盛なること有らざるなり」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |