(s0166)
「富裕農民の貯穀の利用」 |
| 『類聚国史』 |
| 「弘仁十年二月条 戊辰、公卿奏して日く。頻年稔らず、百姓飢饉す。倉廩空しく尽き、賑廩するに物無し。窮民飢えに臨まば、必ず廉恥を忘れん。臣等伏して望むらくは、使を畿内に遣わし、富豪の貯えを実録して困窮の徒に借貸し、秋収の時数によりて報ぜしめん。然らば則ち、富者は財を失うの憂無く、貧者は命を全うするの歓有らん、と。これを許す」 |
| 現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
| 『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
| 『精選日本史史料集』(第一学習社) |
| 『日本史重要史料集』(浜島書店) |
| 『詳解日本史史料集』(東京書籍) |