(s0239)
「勧学会」 |
| 『三宝絵詞』 |
| 「永観二年条 (上略)十四日の夕に、僧は山よりおりてふもとにあつまり、俗は月に乗て寺にゆく。道の間に声を同くして居易のつくれる『百千万劫の菩提の種、八十三年の功徳の林』といふ小偈を誦してあゆみゆくに、やうやう寺にきぬるほどに、僧又声を同じくして、法花経の中の『志求仏道者、無量千万億、咸以恭敬心、皆来至仏所』と云偈を誦してまちむかふ。十五日の朝には法花経を講じ、夕には弥陀仏を念じて、そののちは暁にいたるまで詩を作て仏をほめ、法をほめたてまつり、その詩は寺におく」 |
| 現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
| 『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
| 『精選日本史史料集』(第一学習社) |
| 『日本史重要史料集』(浜島書店) |
| 『詳解日本史史料集』(東京書籍) |