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「清盛のクーデタ」

『玉葉』
「治承三年十月十五日条
此の事の由来は、法皇、越前国を収公せられ、并びに白川殿の倉預を補せらる、已上両事は法皇の過怠と云々。三位中将師家、二位中将基通を超えて中納言に任ず、師家は年わずかに八歳、古今例なし、これ博陸の罪科なり。凡そこの法皇と博陸と同意し、国政を乱さるるの由、入道相国攀縁すと云々。然るの間、昨日夕、禅門数千騎の随兵を率いて入洛の後、天下鼓騒し、洛中遽動す」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)