(s0327)

「法然の専修念仏」

『一枚起請文』
「もろこし、我が朝に、もろもろの智者達のさたし申さるゝ観念の念ニモ非ズ。又、学文をして念の心を悟りテ念仏ニモ非ズ。ただ往生極楽のタメニハ、南無阿弥陀仏と申て疑なく往生スルゾと思とりテ申外には、別の子細候はず。…念仏を信ぜん人は、たとひ一代の法を能々学ストモ、一文不知の愚どんの身ニナシテ、尼入道ノ無智ノともがらに同してチシヤノふるまひヲせずして、只一かうに念仏すべし」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)