(s0345)
「異国警固番役」 |
『野上文書』 |
「西方要害警固の事、用意のため来る七月朔日より同月晦日に至るまで、壱番衆の内として、筑後守守護所辺にむかいまうけさせ給うばく候。長番、合期し難く候の間、結番せしめ候なり。彼の七月朔日よりはじめて壱ケ月番にて三番かえりにて候はんずるなり。自身身重などにて参勤し難く候はん人は、その由の誓状を書たて、減気の程は御子息を代官にたてらるべく候。又当番にあらず候とも、異敵来着の所へは、時をかえず皆馳せ向わるべく候。恐々謹言。 建治元年六月五日 前出羽守(花押) (豊後守護大友頼泰) 野上太郎殿」 |
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現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |