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「得宗家の寄合」

『建治三年日記』
「六月十六日条
諸人官途の事、自今以後、評定の儀を罷め、御恩の沙汰に准じ、直に聞こ し食され、内々に御計あるべきの由、定められ了ぬ。
 十月二十日条
    御寄合 孔子一二
   相大守、康有、業連、頼綱
京都の御返事清書役、丹後太郎を召し加うべきの由、仰せられ了ぬ。
 十月二十五日条
    御寄合 山内殿、孔子一二
   相大守、康有、業連、頼綱
京都本所領家等、兵粮断所并びに在京武士拝領の所々を申さる。返付せら るべきの由の事、御沙汰あり」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)