(s0375)

「動乱期の主従関係」

『菊池神社文書』
「 よりあひしゆのなひたんの事
一、天下の御大事は、なひたんのきちやうありといふとも、らつきよのたんは、 武重かしよそん におとしくつへし、
一、こくむのせいたうは、なひたんのきをしやうすへし、武重すくれたるきを いたすといふとも、くわんれいけのなひたんしゆ一とうせすは、武重かきを すてらるへし、
一、なひたんしゆ一とうして、きくちのこをりにおひて、かたくはたをきんせ いし、やまをしやうして、もしやうのきをまし、かもん、しやうほうととも に、りうけのあかつきにおよはんことをねんくわんすへし、つしんではちは ん大ほさつのみやうせうをあほきたてまつる、
  ゑん元三年七月廿五日 ふちはらの武重(花押)血判あり」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)