(s0387)
「動乱期の歴史書」 |
| 『神皇正統記』 |
| 「この記は、去る延元四年秋、或る童蒙に示さんがために、老筆を馳せる所なり。旅館の間、一巻の文書を蓄えず、纔かに最略の皇代記を尋ね得たり。彼の篇目に任せて粗粗子細を勒し畢んぬ。其後再見すること能わず、已に五稔に及ぶ。図らずも展転書写せる輩あり、と云々。驚きて披見、錯乱多端なり。癸卯秋七月、聊か修治を加う。これを以て本となすべし。以前披覧の人、嘲弄すること莫れ」 |
| 現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
| 『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
| 『精選日本史史料集』(第一学習社) |
| 『日本史重要史料集』(浜島書店) |
| 『詳解日本史史料集』(東京書籍) |