(s0469)

「対明国交開始」

『善隣国宝記』
「日本准三后某、書を大明皇帝陛下に上る。日本開闢以来、聘問を上邦に通ぜざるなし。某、幸に国鈞を秉り海内虞れなし、特に往古の規法に遵ひ、使肥富に祖阿を相副へ、好を通じて方物金千両、馬十匹、薄様千帖、扇百本、屏風三双、鎧一領、筒丸一領、剣一柄、硯筥一合、同文台一筒を献ず、海島を捜尋し漂寄の幾許の人を還す、某誠惶誠恐、頓首々々謹言。
 応永八年五月十三日」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)