(s0532)

「都市坂本」

『多聞院日記』
「元亀元年三月十九日条
一山所々見物して坂下へ下る。江州一国目前に見、青海船の往来、山々川々浦々名所残り無く見へ渡、無案内の間慥に其所を知らず。山王廿一社拝見、社壇の結構目を驚かす。然りと雖も参詣の人も稀に、社人社僧も見ず、神さびらつ躰也。上坂本家々数多繁昌と見へたり。それより南に小津の市場を見物、千五百家も在る歟。小唐崎のいせ屋に留り了」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)