(s0573)
「安土城」 |
| 『信長公記』 |
| 「安土山御天主之次第 石くらの高さ十二間余也、一、石くら之内を一重土蔵に御用是より七重也。 二重石くらの上広さ北南へ廿間西東へ十七間、高さ十六間ま中有り。柱数二百四本立、本柱長さ八間ふとさ一尺五寸、六寸四方、一尺三寸四方木、御座敷之内悉布を着黒漆也。西十二畳敷墨絵に梅の御絵を、狩野永徳に被仰付かゝせられ候。何れも下より上迄御座敷之内御絵所悉金也。…上七重め三間四方、御座敷の内皆金也。それとか是又金也。四方の内柱にハ、上龍、下龍、天井にハ天人御影向之所、御座敷の内にハ、三皇 五帝 孔門十哲 商山四皓 七賢等をかゝせられ、ひうち、ほうちゃく数十二つらせられ狭間戸鉄也。数六十余有。皆黒漆也。御座敷内外柱惣に、漆にて布を着せさせられ其上皆黒漆也」 |
| 現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
| 『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
| 『精選日本史史料集』(第一学習社) |
| 『日本史重要史料集』(浜島書店) |
| 『詳解日本史史料集』(東京書籍) |