(s0599)
「将軍宣下」 |
| 『徳川実記』 |
| 「慶長八年三月廿五日、将軍宣下御拝賀として御参内あり。(中略)禁廷唐門に公卿出迎られ、昵近衆は直ちに従ひて長橋にいらせらる。(中略)長橋の局もて御直廬代とせらるれば、ここにて御衣冠にめいしあらため給ひ御拝賀あり。主上も殊に龍顔うるはしく、本朝百有余年の兵革を撥正し、四海太平の基を開く事、ひとへに将軍の武徳によると詔あり。天盃たまはらせ給ひ、舞踏拝謝してまかむで給ふ。けふ進らせ給ふ品々は、主上へ銀千枚、并びに小袖、親王へ百枚、女院へ二百枚并びに小袖。(下略)」 |
| 現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
| 『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
| 『精選日本史史料集』(第一学習社) |
| 『日本史重要史料集』(浜島書店) |
| 『詳解日本史史料集』(東京書籍) |