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「年貢賦課」

『山ノ内町誌』
「戸狩村与惣左衛門組卯の御年貢金請取の事
一、米 二百八石八斗九升三合   納辻
    此わけ
   米六拾八石  八升一合 三分一金納
    此金五拾四両永三拾三文  金一両一石四斗六升替
   米六拾八石  八升一合
    此金五拾両永六拾文    金一両一石三斗六升替
米六拾八石  八升一合
    此金五拾両三分永五拾七文 金一両一石三斗四升替
     外
   米七斗七升九合       六尺給米
    此金二分永八拾一文    右同直段
   大豆九石三斗 但し米に二升かへ
    此金四両永二百二拾七文  金一両二石二斗かへ
   米六石一斗二升七合     口米
 此金四両三分永四拾三文 金一両一石二斗六升かへ
   口大豆二斗七升九合
    此永百二拾七文      金一両二石二斗かへ
   都合金百六拾四両二分永百九拾八文
右の通、去る卯の御年貢金請取申し候、若し相違の儀候はゞ重ねて勘定仕直し申さるべく候。後日のため皆済手形仍て件の如し。
  延宝四年辰年十一月 神戸市大夫 印
浦部七郎左衛門
 戸狩村名主百姓中」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)