(s0725)

「明暦の大火」

『明暦炎上記』
「  今度焼失の覚
一、万石以上類火              百六十軒。
   但し、万石以上焼失の残りは五十四軒。
一、物頭・組頭・番頭類火         二百十五軒。
一、新番組火               二百十軒。
一、小十人組類火               六十三軒。
一、御書院番組類火     百九十軒。
一、大御番衆    百四十軒。
一、町屋の類火は両町にして四百町、片町にして八百町、但し道程二十二里八 町
    三十六町壱里にしてなり。 間数四万八千間。但し六尺一間積。
一、家主知らざる町屋八百三十軒余。
一、橋残りたるは呉服町丁の一石橋・浅草橋ばかり、此の外は皆焼失す。
一、焼死者三万七千余人、此の外数知らず、牛馬犬猫をや」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)