(s0763)
「打払令の無謀を批判」 |
『戊戌夢物語』 |
「イギリスは日本へ対し敵国にはこれ無く、謂はゞ付合もこれ無き他人に候処、今般漂流人を憐れみ、仁義を名とし、態々送り来たり候者を、何事も取合申さず、直に打払いに相成り候はゞ、日本は民を憐まざる不仁の国と存ずべく候。若又万一其不仁不義を憤り候はゞ、日本近海にイギリス属島夥しくこれ有り、始終通行致し候得者、後来、海上の寇と相成り候て、海運の邪魔に相成り候哉も計り難く、左候はゞ自然国家の大患にも相成り申すべ」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |