(s0773)

「唯物論(無神論)」

『夢の代』
「生熟するものは年数の長短あれども、大ていそれぞれの持前有りて死枯せざるはなし。生ずれば智あり、神あり、血気あり、四支心志臓腑皆働き、死すれば智なし、神なし、血気なく、四支心志臓腑みな働くことなし。然ればいかで鬼あらん。又神あらん。(中略)人の死したるを鬼と名づく。是れ又死したる後は性根なし、心志なし、この鬼の外に鬼なし」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)