(s0827)

「井上三郎右衛門の答申」

『幕末外交関係文書』
「嘉永六年六月付
平常の節は御旗本と陪臣とは懸隔致し居り候得共、外寇え対し候得ば、何れも皇国の人種にて、銘々君命を請ひ、公辺の御為に討死仕り候心底は、素より御直参・陪臣の隔りこれなき御事に候得ば、是等は格別に御憐察を遣しなされ、ケ様の節は陪臣たり共御直参同様に思召され、一人たりとも無益の死亡これなき様、兼て御世話も御行届御座候様仕り度き御事に御座候」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)