(s0852)
「救小屋」 |
『飢饉噺聞書類集』 |
「御江戸鎌倉河岸、飢人御救ひ小屋八間梁、三拾間の小家五ツ相懸け置き候て、是へ集まる飢人数しれず、老人子供病身のもの多し。四月上旬より六月下旬迄壱人握りあし二ツ、香の物二きれづつ、一日に二度づつ御渡しなされ候。且、又病死人一日に拾壱人は一ばん少き分、毎日毎日五拾人七拾人づつ相果て申候。右同様御救ひ小屋前に壱ケ所、同糀町に壱ケ所合三ツ所、此の引払ひに至り候て、引取人これ無く御上にても御こまり遊ばされ候」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |