(s0883)
「大和天誅組の挙兵」 |
『揖取家文書』 |
「文久三年八月十六日付 今日に至り候ては、大樹を始、一橋慶喜・松平春嶽等、何れも違勅の逆徒、速かに征討の師を御興し遊ばされ候て然るべき儀に候得共、何分朝廷には兵馬の御大権在らせられず候故、叡慮の程御貫徹遊ばされ兼ね候御事と存じ奉り、臣、実に悲泣に堪へず、此の上は邸内に罷り在り、偸安の中に日を送り候より、再び草莽に潜匿仕り、速かに天下の義士を召集し、目に当り候奸徒を傍より誅戮仕り、其の人民をして幕政の患苦を脱し、天朝の恩沢に帰向仕り候様仕り、数千の義民を募り候て御親征御迎に参上仕り候はん」 |
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現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |