(s0888)
「西郷隆盛の征長戦略」 |
『大西郷全集』 |
「元治元年九月七日付 長にては、此の両変に余程勢も挫け、段々歎訴いたし候手段もこれ有り。畢竟、狡猾の長人に候得ば、如何の巧みかも計り難く、益田等三人の家老打洩し候故、只今御預りとは申すものゝ、必是を以て暫く動静を伺ひ居候ものかも計られず候付、是非、兵力を以て相迫り、其の上、降を乞ひ候はゞ、わずかに領地を与へ、東国辺へ国替迄は仰付けられず候ては、往先、御国の災害を成し、御手の延べ兼ね候儀も計り難し」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |