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「長州再征への悲観的予測」

『続再夢紀事』
「慶応元年十二月二十日条
事破るゝに近からんか。断じて行へば、鬼神もこれを避くといへり。此の際、政府英断を立られなば、籏下の士も振はざるにあらざるべけれど、兎角優柔不断故、人心は一般に東帰を懐ふ一方に傾きたり。今若し、西せんを欲するものは西せよ、東せんと欲するものは東せよとの令を下しなば、西せんとするものは一人もなかるべし」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)