(s0906)
「ロッシュの幕政改革意見」 |
『淀稲葉家文書』 |
「慶応三年二月六日付 政府の御目的は、諸大藩の権力を削るを肝要と致し候。如何となれば、藩屏強力なれば必ず四分五裂、国敗亡に至り、政府強力あれば、一に帰せざるを得ず。海陸軍は政府にて十分全国を守る丈け御養立相成り候得ば、諸侯は自己に海陸軍を置き候に及ばず、自ずから治め易きに相成り申し候。第一政府の海陸二軍を御整備遊ばされ候義専要に御座候。政府御威力これ有り候得ば、全国力を労し思を苦めずして平治仕り候故、其の威力を整え候法を申上ぐべく候」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |