(s0935)

「金光教」

『金光大神理解』
「伊邪那伎、伊邪那美の命も人間、天照大神も人間なら、そのつゞきの天子様も人間じゃろうがの。宗忠の神も同じ事じゃ。神とは云ふけいども、皆、天地の神から人体を受けて居られるのじゃ。天地の調へた五穀を頂かれねば、命がもつまいがな。して見れば、矢張り皆、天が父、地が母じゃろうが。そうして見れば、天地金乃神は一段上の神、神たる中の神じゃらうが。
 御寄附をするのに『寄附札を掛けてくれ』といふものがるがのふ。神様に寄附するのに、別に望みはあるまいのう」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)