(s1051)

「屯田兵制」

『北海道志』
「明治六年十二月付
民を移してこれに充て、且つ耕し且つ守らしめば則ち拓地・兵備両ながら其の便を得ん。(中略)且つ旧館県及び青森・酒田・宮城等の士族の窮乏にして兵役に堪ゆる者を精選し、家を挙げて移住せしめ、札幌及び小樽・室蘭・函館等の処に配置し、家屋を授け銀糧を給して、其の産業を資くること別単開載する処の如くし、非常の変ある、駆て兵と為すべし。其の常備兵を置くに比すれば、費額大に減少し、且つ土地開墾の功を収むべし。豈に至便ならずや」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)