(s1150)

「第二次護憲運動」

『観樹将軍回顧録』
「我輩は前年一たび三党首の結合を計って失敗したが、今や官僚内閣の続出するを見て黙止せられず、二たび其結合を計るの必要を感ずるに至った。 …加藤と前後して高橋も来た。犬養も来た。三党首皆揃った。ソコで我輩が一通り憲政擁護の為め、三派聯合の必要を説くと、何れも異議なく賛成して、護憲三派の結合が愈此に成立ったのだ。…三党首の申合せは、
 申合 憲政の本義に則り、政党内閣制の確立を期する事。といふのであった」



史料
現代語訳や解説については下記を参考にしてください
『詳説日本史史料集』(山川出版社)
『精選日本史史料集』(第一学習社)
『日本史重要史料集』(浜島書店)
『詳解日本史史料集』(東京書籍)