(s1169)
「満州事変と国内世論」 |
『東京朝日新聞』 |
「昭和六年九月二十日付 禍の基は理も非も無く、何ものをも倒さずんばやまないとする支那側の憎上慢であって、今日まで事なきを得たのは、日本の辛抱強い我慢の為であった。中村大尉事件は積薪に油を注いだもの、満鉄線路の破壊は積薪に火を放ったもの、日本の堪忍袋の緒が見事に切れた。真に憤るものは強い。わが正義の一撃に早くも奉天城の占領は伝ふ。日本軍の強くて正しいことを徹底的に知らしめよ。そして一日も早く現場を収拾して事件を解決せよ」 |
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現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |