(s1190)
「協調外交に関する不満」 |
『東亜新体制の先覚者森恪』 |
「昭和二年四月七日付、東京の青山会館における森恪の演説 過去数年間、ことに弊原外相にいたってからきわめて厳格にこの不干渉主義がおこなわれたのであるが、南京における暴動によって領事館の菊の御紋章は破壊され、国旗は引きさかれたのである。しかもなお日本の国威は失墜せずやと、私は外務大臣に責任を問つたのであるが、彼らは何ら答へることができなかった。いやしくも外交の秘密の影にかくれてみずからの責任をまぬがれ居ることは、断じてわが国民の利益ではないと信ずる」 |
現代語訳や解説については下記を参考にしてください |
『詳説日本史史料集』(山川出版社) |
『精選日本史史料集』(第一学習社) |
『日本史重要史料集』(浜島書店) |
『詳解日本史史料集』(東京書籍) |