(3)山本氏:つまり一言で言いますと「自分に厳しく」と言うことになりますね。古典の「山鹿語類」の訳文を読みますと、「武士としての心がけは、今日ただ一日の用をつとめることが大切である。死生はすべて天命であるが、人がよく生きるということは、自分に与えられた時を一分一秒もゆるがせにせず、それぞれに充実して勤め励むことである。 その一瞬一瞬の積み重ねが一日となり、一年となり、何十年となるのであるから、士としての覚悟は『一日だけの命』と思いきって真剣に学び、働くことである」とし、また、一瞬一瞬を大切にするとともに、日常の小事も大切にするよう説いています。
 ところで先生の専門は、情報化時代と忠臣蔵が本命ですが、これまでの体験と、今後の取り組みについて、おし話下さい。
有政:詳しくはレジメ(別紙)を読んで頂くとして、小学1年生と80歳の方の作品を紹介します。
 ここでは、小学1年生が自分が作った料理をデジカメで写しています。
 ここでは、小学1年生がデジカメで写した自分の写真に説明文を入れています。
 ここでは、80歳の方がホームページをアップするために、毎年、海外旅行に挑戦しています。
 つまり、今の時代は、どこからでも、誰でも、お金がなくても、自分しかできない情報を発信できる時代です。ソフトさえ間違わなければ、小学生から80歳の方までが情報を発信出来る時代です。
 私のところでビルダー3を習った61歳の方が、上郡町の大鳥圭介フォーラムに尽力しました。
 私の定期講座でビルダー3を習った方々が、1100人参加の双葉小学校のネットデイに協力しました。
 それが情報化時代です。ペーパレスで、より広く情報の共有化を推進する計画を練っています。

(4)山本氏:こうした情報化時代に、先生なりに山鹿素行や大石内蔵助らの教えや実践をどう定着させるのか、先生なりのご意見をお伺いします。
有政:次代を担う若者や地域に支持されない文化は衰退します。コーディネータの方が言われたように、若者が支持する方法で、山鹿素行や大石内蔵助の教えや実践を具現化した高校生の作品を動画でご覧下さい(現在は、ユーチューブの「動画忠臣蔵」で閲覧できます)。

 終わりに
 忠臣蔵は日本思想史であり、国宝的な意義を持っています。
 今、それぞれの立場で、責任を果たすことが求められています。その答えは、山鹿素行忠臣蔵の中にあります。
 若者に支持される方法、地域に支持される方法を使って、自分しかできない目線で、日本や世界に忠臣蔵の情報を発信していきたいと思っています。一緒に頑張りましょう。
 最後に、パソコンでのプレゼンはトラブルがつきものです。無事私の発表は終わりました。担当の福井さんに感謝するとともに、最後まで、トラブルがないよう念じつつ、私の発表を終わりたいとます。