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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


三宅泰雄氏の『Christmas Carol』と宮川 透氏の『科学方法論』



テキスト:001 **三宅泰雄(明41)地球化学研究協会理事長 地球化学 
 Dickens「Christmas Carol」(新潮文庫)
『昔、中学3年か4年のとき通読し感銘を覚えましたし、また、それによって英語を読む力がつきました』

略歴など:昭和時代の地球化学者。
明治41年4月17日生まれ。中央気象台にはいり,気象研究所地球化学研究部長,のち東京教育大教授をかねた。昭和29年のビキニ水爆実験以後,大気・海洋の放射能汚染を調査。日本海洋学会会長,日本地球化学会会長などをつとめた。平成2年10月16日死去。82歳。岡山県出身。東京帝大卒。著作に「地球化学」など。

”みやけ-やすお【三宅泰雄】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:002 *宮川 透(昭2)東京外語大教授 思想史 
  戸坂 潤「科学方法論」(   )
 『「空疎な興奮でもなく、平板な執務でもなくして、生活は一つの計画ある営みである」という文章ではじまるこの書物に、敗戦直後の一時期、当時、旧制高校の1年生であった私は出会いました。その感銘を今もって私は忘れません』

略歴など:昭和後期-平成時代の哲学者。
昭和2年9月21日生まれ。東大東洋文化研究所研究員などをへて,昭和43年東京外大教授となる。平成2年富山国際大教授。比較文化論の観点から日本近代思想史を研究。平成11年4月6日死去。71歳。京都出身。東大卒。著作に「三木清」「現代日本思想史」など。

”みやかわ-とおる【宮川透】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)