体験 的パ ソコ ン論
「忠臣蔵のふるさとへようこそ」変遷史(T)
アップした最初のトップページと
訂正後の初期のトップページ

【014】「忠臣蔵のふるさとへようこそ」変遷史(T)
(1)その時代(1996年)

 下のページは私がアップした時の最初のトップページ(index.htm)です。
2)魅力-自分のメッセージを発信(これは個展だ!!) 
忠臣蔵のふるさとへようこそ
史料に見る忠臣蔵 赤穂城とその周辺
(1)物語年表ー浅野家の歴史 (1)赤穂城の今昔(1)
【1】史料ー事件の背景 (1)絵馬に見る忠臣蔵(1)
私の勤めている兵庫県立赤穂高等学校
(1)学校の紹介
(3)課題-デザインが「ださい」、忠臣蔵の「インパクトがない」とメールで苦言
 そこで修正したのが、下記のページです。デザインに少し関心のあった息子に相談すると、「お父ちゃんが考えている忠臣蔵のイメージはどんなん?」というので、自分の考えを述べると、考えてくれたデザインが下記のものです。月刊誌「YAHOO JAPAN」(1997年の11月号)でも紹介されました。多くの方から、デザインに関するメールも来ました。それ以降、このデザインは基本的には変更していません。

(4)ここで学んだこと…デザインの威力を知る
 以前、トヨタ自動車の報道特集がありました。「天下」のトヨタに入社した若者が私のデザインが認められなかったら、辞表を出すつもりだったと言うのです。終身雇用・年功序列が当然と思っているの私には衝撃的な言葉でした。
 トヨタ閨閥でない社長が就任しました。彼の分析は、以前は一時「ホンダ」に浮気をしていても、必ず「トヨタ」に帰ってきていたが、今は熟年になっても「トヨタ」離れが深刻である。技術的にはどの社も同じである。ならば、デザインを若者向けに刷新する。年配の役員は奇抜なデザインを認めないだろう。そこで、社長決済で、若手のデザイナーと抜擢した。それが、日本のみならず世界の「トヨタ」になった源であるというTV番組でした。
 ソニーのウォークマンも、デザイナーに若者が愛用するCDラジカセを考案させ、技術者にそれを作らせたという話をTV番組で見たことがある。いまさらながら、デザインの威力を知らされた私です。

このパソコン論は『研究紀要第44号』(兵庫県社会科研究会、1997年発行)と『兵庫教育』(兵庫県教育委員会、2000年発行)などを基に展開します。