体験 的パ ソコ ン論
「忠臣蔵のふるさとへようこそ」変遷史(V)
ボタンがなくて不便という苦情と
ボタンをつけて便利にしたページ
読者の要望で変化し続けるページ

【016】「忠臣蔵のふるさとへようこそ」変遷史(V)
(1)その時代(1996年)

 ボタンがなくて、閲覧にはとても不便だという苦情のメールが入りました。
2)忠臣蔵新聞の第001号をクリック(上の写真) 
(3)をクリックして、目次に戻る→再度、第002号をクリック(上の写真)→これは不便だ!!
4)忠臣蔵新聞の第001号をクリック(上の写真) 
5)忠臣蔵新聞の第001号に「HOME」と{NEXT}のボタンを付けました(上の写真)→目次に戻る場合は「HOME」、第002号に進む場合は「NEXT」をクリックします。 
5)忠臣蔵新聞の第002号に「HOME」・「BACK」・{NEXT}のボタンを付けました(上の写真)→
目次へは「HOME」、第001号へは「BACK」、第003号へは「NEXT」をクリックします。
 

(6)ここで学んだこと…見る人(リピーター)の立場でページを作る(U)
 ページ数が数枚の時は、ボタンは不要と思うかもかもしれません。
 しかし、一度ボタンの便利さを知ると、ボタンのないホームページの扱いにくさは格別です。
 しかも、忠臣蔵新聞のように2006年現在で200号を超えるページの場合は絶対です。
 やはり、ホームページは作る側が見るものでなく、見る側が見るものです。オープンにして、多くの読者の
意見を取り入れることで、活きたホームページになります。そのことを深く学びました。 
7)見る側の視点に立ったホームページ作りとは 
(イ)トップページは、シンプルで、月に何回更新するのか、それが何日か分かるいうことを前回報告しました。
(ロ)newを付けた、つまり更新したページだけが見れるホームページが、リピーターに親切なページということも前回報告しました。
(ハ)今回は、ボタンをはり、目次に戻ったり、前に進んだり、元に戻ったり、自由にページを往来できることが大切だと学びました。
(ニ)ナローバンドを利用している人が50%近くいることを考えて、1ページの容量を6万バイトにすることも基本の「基」です。ワードやエクセルでもホームページは作れますが、この基本からすると不適切です。
(ホ)最近、PDFのホームページもよく見るようになりました。これもボタンをはるという基本からすると、不適切です。

このパソコン論は『研究紀要第44号』(兵庫県社会科研究会、1997年発行)と『兵庫教育』(兵庫県教育委員会、2000年発行)などを基に展開します。