(31)ホームページは見る側の立場で作りましょう
重い写真を軽くする方法(エレメンツを使う)
【1】76万1819バイトのオリジナル写真
 スキャナで取り込んだ新聞があります。クリックして確認してください。
 重さは76万バイトです。基準の約12倍の重さです。
 これを、読めて、基準の6万バイトに軽くする方法をご紹介します。
@写真をアドビ=フォトショップ=エレメンツ上に取り込みます
A「イメージ」→「サイズ変更」→「画像解像度」
【2】写真サイズを幅700点に縮小
@「幅」を(700)に設定する→ 「高さ」は自動的に(583)となる
A「(変更前は1.18M)」は、元の写真の幅(1218)高さ(1014)で、重さ(1.18M)という意味です。
B「ピクセル数:398K」は、幅(700)高さ(583)に変更した時の重さ(398K)という意味です。
C「OK」→「ファイル」→「Web用に保存」
D「JPEG低」に設定→「OK」
@〜Dの結果、6万バイトの3倍強の31万5917バイトになります。して確認してください。
【3】画質を「低」に変更して一気に6万バイトへ
@左の「元画像」は、「Web用に保存」する前の重さで1.17M(約1170K=117万バイト)の意味です。
A右は、Web用に軽くした「JPEG」で57.72K(5万7720バイト)の意味です。
B6万バイト以下の写真入り新聞記事の完成→クリックすると、6万バイト以下の原寸が確認できます。
Cさらに、ホームページビルダーで6万バイト以下にした写真と比較できます。
【4】参考資料
(1)半角英数1文字を表現するのに必要なのは1バイトです。
(2)日本語1文字を表現するのに必要なのは2バイトです。
(3)1024バイト(日本語512文字分)が1Kバイトです。
(4)1Kバイトの約1000倍(日本語52万4288文字分)が1024Kバイトで、これが1M(メガバイト)です。
フロッピーディスク(FD)1枚の容量です。
(5)1メガバイトの約1000倍が1024メガバイトで、これが1G(ギガバイト)です。
【5】重い写真は専門のソフトで
 ホームページビルダーはなんでも出来ます。しかし、重い写真の加工には、問題があります。
 アドビ社のフォトショップ=エレメンツは、写真(画像)専門のソフトです。お金はかかりますが、やはり、「餅屋は餅屋」です。
 その他、花子やペイントショップなどのソフトもあるようですが、私は確認していません。
 無料の画像処理ソフトや他社のソフトもありますが、汎用性(どの職場でも使っている)と発展性(プロも使って)を考慮すべきです。
 その点、アドビ社のフォトショップ=エレメンツは、汎用性と発展性があるソフトと言えます。