情報処理の魅力・威力(14)
文章のデジタル写真化とデジタル文字化
クリックすると精細画面(17万6559バイト)になります
写真(1)
 写真(1)は、文字データを写真化したものです。
(1)容量も重く、17万6559バイトになります。日本語1文字が2バイトですから、文字データなら8万8279文字が使用できる容量です。実際の文字数は504文字です。文字の約88倍の重さ
(2)字データを写真化しているので、不鮮明です。
(3)代替テキストは、目の不自由の方を対象に、写真に挿入する説明文のことです。
(4)重いし、代替テキストは使えません。文字データを写真化する意図が分りません。

写真(2)
 写真(2)は、文字データを写真化し、さらに、軽くしたものです。
(1)容量は標準の6万バイト以下の5万5223バイトです。日本語1文字が2バイトですから、文字データなら2万7611文字が使用できる容量です。実際の文字数は504文字です。文字の約28倍の重さ
(2)字データを写真化し、更に軽くしているので、かなり不鮮明です。

承知の由にて此方へ被参候間拙者大広間の方へ出候て角柱より六七間もあるへき所にて双方より出合、互に立居候て今日御使の刻限早く相成候義を一言二言申候処、誰哉らん吉良殿の後より此間の遣恨覚たるかと声を懸切付申候其太刀音ハ強く聞候得共後に承候へは存の外切れ不申浅手にて有之候我等も驚き見候へは御馳走人の内匠頭殿也、上野介殿是ハとて後の方江ふりむき被申候処を又切付られ候故我等方前へむきて逃んとせられし所を又二太刀程切られ申候、上野介殿其侭うつむきに倒れ被申候吉良殿倒れ候と大方とたんにて、其間合ハ二足か三足程の事にて組付候様に覚申候右の節我等片手ハ内匠殿小刀の鍔にあたり候故、夫共に押付すくめ申候、其内に近所に居合被申候高家衆并内匠殿同役左京殿なと駈付られ、其外坊共も見及候所に居合候もの共追々に駈来取押申候、さて最前倒れ被申候上野殿を尋候へ共一向に見へ不申、右の騒きの中に何人か致介抱引退候や其近所にハ見え不申候、後に承候へハ豊前殿(高家品川伊氏)・下総殿(畠山義寧)なと駈付て上野介殿を引起し候得共老人の手負故一向正気も無之候ヘハ、両人して引かゝへ御医師の間の方へ連行被申候由ニ御座候、 夫より内匠殿をハ大広間の後の方へ何も大勢にて取かこみ参り申候、其節
写真(3)
 写真(3)は、文字データそのままです。
(1)容量は2000バイトで、1000文字使用できる容量ですが、実際の文字数は504文字です。
(2)文字データそのままなので、非常に鮮明です。

写真(4)
 写真(4)は、写真(1)をソース画面で見たものです。
(1)文字であっても写真化しているで、写真のファイル名(039ch.jpg)しか表示されません。
(2)文字として、利用できません。

写真(5)
 写真(5)は、写真(3)をソース画面にして、必要なモキスと文字をドラッグしたものです。
(1)文字はテキスト文字として表示されています。
(2)必要なテキスト文字をドラッグします。

誰哉らん吉良殿の後より此間の遣恨覚たるかと声を懸切付申候其太刀音ハ強く聞候得共後に承候へは存の外切れ不申浅手にて有之候我等も驚き見候へは御馳走人の内匠頭殿也、上野介殿是ハとて後の方江ふりむき被申候処を又切付られ候故我等方前へむきて逃んとせられし所を又二太刀程切られ申候
参考資料(1)
 参考資料(1)は、写真(5)の必要なテキスト文字を「コピー」→「貼り付け」したものです。
(1)データは後で利用するために、入力する。これが情報処理の考え方です。
(2)一度テキスト文字としてデジタル保存し、リンク化しておれば、簡単に、何度でも利用できます。これが情報処理の考え方です。
(3)ソース(設計)画面を利用することで、リンクを効果的に効率化できます。これが情報処理の考え方です。