赤穂民報|撮影も編集も自分で 忠臣蔵DVD
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<TD align="center">忠臣蔵研究の成果をDVDにまとめた有政一昭さん。
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妻の智子さんはナレーターとして協力
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<TD align="left"><B>赤穂民報|撮影も編集も自分で 忠臣蔵DVD</B>
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2009年04月11日
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 ホームページで「忠臣蔵新聞」を発行するなど赤穂義士研究家として知られる元赤穂高教諭の有政一昭さん(67)=相生市山手=が長年の研究成果を映像化したDVD「忠臣蔵 人気の秘密に迫る」をこのほど制作した。自身が撮影したビデオ画像を得意のパソコンを駆使して編集。ナレーションは妻の智子さんが引き受け、夫婦合作の力作が完成した。
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 有年で生まれ育った有政さんは大学生になって読んだ松島栄一著「忠臣蔵」に感銘。「日本の思想史そのものといえる忠臣蔵をもっと知りたい」と史料収集を始めた。
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 赤穂高に勤務していた平成8年、それまでの研究成果をインターネットで公開した。2年後からはホームページ上で「忠臣蔵新聞」を毎月発行。さらに、平成15年からは全国にある義士ゆかりの史跡で撮影した映像を用いた動画コーナーも開設した。
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 完成したDVDはこの動画コーナーをつなぎ、事件の発端から義士の切腹までを紹介する25分間。元になった映像は23都府県約260カ所で撮影した60分テープ218本に及ぶ。50枚作ったDVDは「観光PRや郷土学習に役立てて」と8日までに赤穂と相生の学校、公民館などに配布した。
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 平成14年、顧問だった赤穂高写真部の生徒とともに、内蔵助の山科隠居までを描いた忠臣蔵PRビデオを制作。そのときから「討ち入りなどを含む続編を作りたい」との思いを温めてきた。
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 「いずれ技術革新によって個人でも手軽に映像編集が可能になると思っていた」と有政さん。「次は事件から現代まで、忠臣蔵がどのように語り継がれてきたかを映像化したい」と意欲を語った。
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